イラン核、外相協議へ 交渉期限延長を協議か | 毎日のニュース

毎日のニュース

今日の出来事をニュース配信中!

 イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランの協議で、ケリー米国務長官ら各国の外相が近く、ウィーンで開催中の協議に合流する方向で調整していることが8日、分かった。交渉筋が明らかにした。協議は依然対立が続いており、今月20日の交渉期限の延長について話し合う可能性もある。

 交渉筋は「外相級協議は今週末にも実現する可能性が高いが、合意が近づいているわけではない」と述べた。外相らは短期間の滞在後ウィーンを離れ、イランのザリフ外相と欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表らが協議を継続する見通しという。

 ロイター通信によると、フランスのファビウス外相は8日、6カ国内部でロシアとその他の国の間に「アプローチの違い」が出てきたと述べた。(共同)