東京都足立区に住む夫婦が「息子の遺体を捨てた」と供述したことを受け、警視庁が遺棄されたとみられる場所を捜索していたことが１５日、捜査関係者への取材で分かった。夫婦は今月、別の事件で竹の塚署に逮捕され、捜査の過程で息子の遺棄について供述を始めたという。
捜査関係者によると、息子は未就学の年齢といい、所在が確認できない状況になっている。１４日の捜索では遺体などは見つからず、１５日も捜索を継続している。他にもきょうだいがいるが、無事が確認された。
警視庁は夫婦への取り調べを続け、詳しい経緯や動機を調べている。