男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は13日、ノースカロライナ州のパインハースト・リゾート(パー70)で第2ラウンドが行われ、6位で出た松山英樹は前半に2バーディーを奪ったが後半3ボギーで1オーバー71とスコアを落とし、通算イーブンパーの140でトップと10打差の14位に後退した。
上位進出が期待された松山はパー4の3番でバンカーからの第2打をピン1.5メートルにつけてこの日最初のバーディー。パー3の9番でも10メートルの長いパットを沈めて通算3アンダーに伸ばし、2位に浮上した。
だが。後半に入ると、風が出てきたこともあってか、ショットが安定せず、13、16、18番とボギーを叩き、順位を落とした。
1バーディー、4ボギーの3オーバー73で回った谷口徹は通算5オーバーの145、60位でぎりぎり予選を通過した。
矢野東は7ボギー、3ダブルボギーの83で通算20オーバー160のブービーの155位、宮里聖志は6ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの81で通算22オーバー162と最下位の156位と崩れ予選落ちした。
5バーディー、ノーボギーで連日の65をマークしたマルティン・カイマー(ドイツ)が通算10アンダーの130に伸ばし、2位ブレンドン・トッド(米国)に6打差をつけて独走。3アンダーの3位にケビン・ナとブラント・スネデカー(ともに米国)がつけた。(共同)