【新潟地震50年】まめちしき 新潟地震で注目された液状化現象って? | 毎日のニュース

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 Q 液状化現象って、どういうものなの

 A 砂が多い地面は、普段は砂粒がくっついた状態で安定しているけど、地震で地面が揺さぶられると、砂粒同士が離れ、地面に含まれていた水に浮いちゃう状態になる。これが液状化現象だ。建物が地面に沈んだり倒れたり、地面の中にある水や砂がふき出したりすることもあるんだよ。

 Q 新潟地震で注目されたんだってね

 A 研究者は液状化現象の存在を分かっていたけど、大きな被害が起きることを一般の人が知ったのは新潟地震が初めてだったんだ。

 Q ほかの地震でも液状化現象による被害ってあったのかな

 A 平成7年に起きた阪神大震災や、23年の東日本大震災でも、建物が傾いたり、地面の中の水道管が壊れて断水したりする被害が起きていたよ。