【W杯異聞】「にせ背番号」作戦も大敗で空振りの韓国代表、ファンも「恥ずかしい」 | 毎日のニュース

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 ベルギー代表コーチに「日本より弱い」と酷評された韓国代表、W杯本番を前の最後となるガーナとの強化試合を行い、0-4という惨憺たる結果に終わった。しかも、同じH組の敵国に戦力を分析されないようにと、国際サッカー連盟(FIFA)に提出した背番号とは違う番号を着けて戦ったという。姑息といわれても致し方ない手段を用いながらの惨敗に韓国のサッカー・ファンも「本当に恥ずかしい」。韓国メディアは過去3大会とも最終テストマッチの敗戦を教訓に初戦に勝利したと気炎を上げてはいるのだが…。

 10日付の韓国紙・朝鮮日報(電子版)は「ニセ背番号をつけた韓国代表、ガーナに惨敗」と題し報じた。米・マイアミで実施されたテストマッチにはW杯1次リーグの敵国が当然のように視察に訪れる。同紙は「韓国の戦力をできるだけ分かりにくくしようということで決めた作戦」と解説。韓国サッカー協会も「本来と違う背番号を付けて出場すれば、韓国人選手たちの顔がよく分かっていない他国の視察員たちは正確な名前などを確認しにくいため、韓国代表の戦術を把握しにくい」と語っている。

 その上での4失点の惨敗。W杯1次リーグG組のガーナに対し、守備が崩壊した。5月28日のチュニジア戦(0-1)に続く敗戦で、朝鮮日報は「雰囲気の反転を狙ったが、むしろ、さらに重くなった」と伝えた。