【厚木の男児白骨遺体】殺人容疑も視野に捜査 | 毎日のニュース

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 神奈川県厚木市のアパートの一室で斎藤理玖(りく)ちゃん=当時(5)=が白骨遺体で見つかった事件で、父親でトラック運転手の斎藤幸裕容疑者(36)=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=について、県警が殺人容疑での立件も視野に捜査していることが10日、県警への取材で分かった。

 捜査関係者によると、斎藤容疑者は、食事を満足に与えずに体が徐々に痩せていった理玖ちゃんが、平成19年ごろに死亡する直前について「この状態が続くと死なせてしまうかも、との思いはあった」と供述している。

 しかし、斎藤容疑者は理玖ちゃんを病院へ連れて行くといった適切な処置をせずに放置しており、県警は「未必の故意」による殺人容疑に当たる可能性もあるとみて慎重に捜査している。