国際サッカー連盟(FIFA)は10日、サンパウロで総会を開き、ブラッター会長が12日(日本時間13日)開幕のワールドカップ(W杯)ブラジル大会について、「ブラジルだけでなく世界にとって素晴らしい大会にする」と宣言し、成功を約束した。ブラジルでは1950年以来2度目の開催となる今大会は、深刻な準備の遅れや治安の不安が指摘されている。
Jリーグの市原(現千葉)を率いた経験があるベングロシュ氏や元コロンビア代表MFのバルデラマ氏らがFIFA功労賞を受賞した。
総会は11日に本格的な協議を行い、不正根絶を目指す組織改革の一環として理事の定年や任期制限について話し合う。(共同)