【桂宮殿下薨去】一般記帳始まる お別れ惜しむ | 毎日のニュース

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 桂宮宜仁(かつらのみやよしひと)親王殿下の薨去(こうきょ)を受けた一般の弔問記帳が10日午前、ご遺体が安置された赤坂御用地内の赤坂東邸(東京都港区)で始まった。9時の開門から、ご公務などを通じたゆかりの人や、66歳でのお若い死を悼む人が訪れ、別れを惜しんだ。

 記帳所に訪れた人は、一礼してから丁寧に名前を書いていた。桂宮さまが総裁を務められた大日本山林会の元会長、大貫仁人(いつひと)さん(75)は「6年前に倒れるまでは毎年の林業経営者の表彰式で、受賞者を温かい笑顔で励ましてくださった。再びご一緒させていただくのを願っていたが残念で、お礼の気持ちを込めて記帳しました」と話した。

 東邸の記帳所は当面、午前9時から午後7時まで。宮内庁京都事務所も記帳を受け付け、自治体でも記帳所を設けたところがある。