熊本市内から車で約1時間の天草へ。今回は、上天草市松島町の港からイルカウオッチングに出掛けました。天草の海域には約200頭の野生のイルカが生息しており、年間を通じて98%の確率で遭遇できるそう。日によってイルカが見られる場所は異なるため、その日の出没状況を船同士で情報交換しながら航行ルートを決めているとか。
さて、船に乗り込み、天草五橋や島原半島・雲仙普賢岳を眺めながらイルカの群れを探して1時間。20頭ほどのイルカの群れに遭遇しました。
「あ、あそこにいる!」と乗客全員が大興奮。イルカの動きに合わせ、船も右往左往。遠くに見えていたイルカも近くまで来てくれて、ぴょんぴょん跳ねる姿も見られました。5月頃は赤ちゃんイルカと泳ぐ姿も見ることができ、ベストシーズンです。
シークルーズ((電)0969・56・2458)のイルカウオッチングは1日3便出航。所要時間は約2時間、高校生以上4500円です。
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≪遊≫三角(みすみ)(宇城(うき)市)~熊本駅(熊本市)間を走る「特急 A列車で行こう」。車内には、ソファやベンチ、ステンドグラスなどが配置され、旅情感が満載。運行情報などの問い合わせは、JR九州案内センター((電)050・3786・1717)。購入は全国のJR窓口などで。