【アナハイム(米カリフォルニア州)6日(日本時間7日)】米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が試合前に打撃練習を行い、25スイングで柵越え2本を披露した。次回先発の9日(同10日)のブルワーズ戦(ミルウォーキー)はナ・リーグ球団の本拠地開催の交流戦で、投手も打席に立つ。“本職”の投球だけでなく、メジャー移籍後初の打撃でも魅せる!?(サンケイスポーツ)
鋭いスイングから描き出される放物線が、エンゼルスタジアムの名物、バックスクリーンの“岩山”に2度も消えていった。マー君が打撃練習で2本の柵越えだ。
「(感触は)悪くはないですよ」
同球場は高3時に日本ハム・斎藤ら、全日本高校選抜のメンバーと遠征に訪れた場所。ヤンキース、エンゼルスの両軍の全体練習前にヤ軍の一部投手が交流戦に向けて、打撃練習を行った。
田中はラリー・ロスチャイルド投手コーチ(60)が投げるなか、まずはバントで10球。その後、最初の2球はバスターだったが、スイングを開始。16球目が中堅フェンスを越えると、「イエーイ!!」と喜び、ガッツポーズ。さらに、22球目もほぼ同じ中越え弾。いずれもフェンスに書かれた400フィート(約122メートル)を越える飛距離だ。
マー君の驚弾を米メディアが速報