8日の東京株式市場は反発して始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比102円96銭高の1万4136円41銭。前日の400円超という大幅下落を受けた買い戻しが進んでいるが、暴落状態となった前日の下落幅には及ばない。
東京市場に先立つ前日の欧米市場は、ほぼ一斉反発し、この流れにそった。午前の円相場は1ドル=101円台後半と、前日より下落している。
ただニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6日に129ドル下げたが、7日は117ドル上げて、ほぼ取り戻した。これに対し、東京市場は7日の下げ幅を取り戻すまで時間がかかりそうだ。
午前9時28分現在の日経平均株価は、前日比83円高の1万4117円と、上値が重い展開となっている。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前日比5.94ポイント高の1157.95。