【数字は語る】698種類 携帯6社共通化、絵文字豊富に | 毎日のニュース

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 携帯電話のメールやショートメッセージサービス(SMS)で使える絵文字が一体何種類あるのか、ご存じだろうか。携帯大手3社では現在、NTTドコモが252種、KDDI(au)は390種、ソフトバンクモバイルは471種。ただ、友人から送られてきた絵文字が読み取れずに「あれ?」と思った経験のある人も少なくないだろう。たとえばNTTドコモ利用者が「花」の絵文字を送ると、KDDIとソフトバンクの利用者の端末には「=」と表示される。

 利用者の不満を解消しようと、ドコモなど携帯電話(PHS含む)事業者6社が5月から絵文字の共通化に乗り出した。米グーグルの基本ソフト「アンドロイド4.4」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)から対応する。

 世界共通の符号化文字などを定めた文字群「ユニコード」に対応することで順次、どの絵文字も同一または近い絵文字に置き換わるようになる。これにより、絵文字の種類は各社とも698種に増える。共通化で便利になるが、しばらくは使いこなすのが大変そうだ。