サウジアラビア内務省は６日、政府施設や外国公館への攻撃を計画していたとして、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派グループの６２人を逮捕したと発表した。
グループは、シリア内戦で台頭した過激派「イラク・シリアのイスラム国」やイエメンを拠点とする「アラビア半島のアルカイダ」と連携していたという。
サウジはシリア内戦で反体制派を支援しているが、サウジ人が義勇兵として参戦し、自国に戻って反王制武装闘争に転じることを警戒。ことし２月、外国での戦闘や過激組織への参加を禁止した。サウジはかつて、アフガニスタン内戦から帰国した元義勇兵らが大規模テロを起こした苦い経験がある。（共同）