最大のライバルが登場! フィギュアスケート女子で金メダルを狙う日本のエース、浅田真央(23)=中京大=の宿敵で、五輪連覇を目指す金妍児(キム・ヨナ、23)=韓国=が12日深夜(日本時間13日朝)、ソチに到着した。100人近い韓国や日本の報道陣がソチ国際空港に待ち受けるなか、女王の座を争うライバルについて「気にしていない」と言い放った。真央との対決は19日(日本時間20日未明)のショートプログラム(SP)で火蓋を切る。(サンケイスポーツ)
ソチ国際空港が異様な空気に包まれた。韓国メディアは到着ロビーで黄色い導線を張り巡らせ、ヨナの通路を確保。警備員もあぜんとする措置で、真央のライバルを迎え入れた。
「これまで準備を続けながらこの日がいつ来るのかと待っていたが、とうとうソチに来た。競技が始まるまで長い1週間になりそう」
韓国の聯合ニュースが心境を伝えた。今季はグランプリ(GP)シリーズを欠場し、昨年12月のゴールデンスピン(ザグレブ)、1月の韓国選手権とローカル大会に出場。いずれも200点台をたたきだしたが、真の実力はベールに包まれている。