今年も28日から文芸フェス開催 都内各所で10日間 | 毎日のニュース

毎日のニュース

今日の出来事をニュース配信中!

 国内外の作家や出版関係者らが集う第2回東京国際文芸フェスティバル(日本財団主催)が28日から3月9日まで東京都内の各所で行われる。会期を初開催だった昨年の3日間から10日間へとのばし、一般から公募した自主企画も含め計50を超すイベントが予定されている。

 今回のフェスには、『ミドルセックス』でピュリツァー賞を受けた米作家、ジェフリー・ユージェニデスさんや、映画「クラウドアトラス」の原作などで知られる英作家、デイヴィッド・ミッチェルさんら10カ国から約20人が来日。川上未映子さんや平野啓一郎さん、中島京子さん、西加奈子さん、本谷有希子さんら国内の作家が加わり、文学や恋愛など多彩なテーマについて語り合う。

 前回に比べて規模は拡大しており、来日するメンバーには英語圏のほかスペイン語圏や韓国、マレーシアなどアジア圏の作家も名を連ねる。また、美術館や映画館、書店、カフェ、公園など会場も多様になり、より自然な形で「文学」を日常と結び付けるプログラムとなっている。

 フェスのディレクターを務める日本財団国際協力グループの辛島デイヴィッドさんは「期間中は街のいたるところでユニークでこだわりのあるイベントが行われている。気軽な気持ちで参加してほしい」と話している。

 イベントの詳細や参加申し込みはフェスのサイト(http://tokyolitfest.com/)から。