8日午後5時15分ごろ、茨城県稲敷市境島の国道51号で、10代の男女3人が乗ったワゴン車が中央分離帯に乗り上げて横転し、同県行方市麻生の高校2年、樽見悠哉さん(17)が頭を強く打ち死亡した。
運転していた同市麻生の男性会社員(19)が右肩打撲の軽傷、同乗していた千葉県香取市佐原の高校3年、鈴木美郷さん(18)が骨盤骨折の重傷を負った。
稲敷署によると、当時積雪はなく、雨が降っていたという。会社員が何らかの原因でハンドル操作を誤ったとみて捜査している。
現場は片側2車線の直線道路。3人は友人同士で、千葉県香取市のボウリング場に行く途中だったという。