頭髪が「植毛」だったことを告白し「どんな仕事でもいただければ」と涙まで見せた。野球界、芸能界で功成り名を遂げ、人生の勝利者とも思えたタレントの板東英二の申告漏れ会見には正直驚いた。昨年12月に国税局から申告漏れを指摘されレギュラー番組をすべて降板して以来、初めての公の場だったという。(サンケイスポーツ)
約7500万円の申告漏れは「どんぶり勘定のような状況」から起きたと説明した。20年近く植毛をしていて、経費で落ちると思っていた。それが認められなかったことが誤算の一つだったとか。言われて見れば73歳にしては黒々としてはいたが、大の男が何もそこまでバラさなくてもという気もする。
悪いことは悪いが、修正申告も済ませている。「いまも野球選手の血がある。自分のプライベートなことで現役選手の邪魔はできない」とシーズン中の会見は見送っていたというが、失礼ながらそれほど大物でもない。食材偽装のように不特定多数をだましたわけでもなく、もういいじゃないかという感じだ。
みの失言に感じられるふてぶてしさ