シリア化学兵器、年内搬出 米ロ提案、全廃は14年末に | 毎日のニュース

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 ロイター通信は8日、シリア化学兵器廃棄の詳細計画策定をめぐり、米国とロシアが化学物質の大部分を年内にシリアから運び出す一方、全廃の目標期限を2014年半ばから年末へ先延ばしにする案を、化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)に示したと報じた。

 OPCWは今月15日に詳細計画を決定する予定。米ロの提案によると、まず化学兵器に使用する化学物質のほぼ全てを今年12月31日までにシリアから搬出。来年3月31日までに無害化した上で、同年末までに全て廃棄する。(共同)