自由の女神像など再開へ 州が予算肩代わり | 毎日のニュース

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 米政府機関の一部閉鎖に伴い、全米の国立公園や観光地が1日から閉鎖されている問題で、ニューヨークの自由の女神像や、アリゾナ州のグランドキャニオンなど一部が再開する見通しとなった。AP通信が11日伝えた。地元州政府が運営経費を当面肩代わりすることで連邦政府と合意した。

 国立公園局が管理する国立公園や観光名所は、地域経済の拠点となっている。閉鎖の長期化に音を上げた州知事らが、州の予算を使い自力で再開する許可を連邦政府に求めていた。

 再開を決めたのはニューヨーク、アリゾナ、サウスダコタ、ユタ、コロラドの5州。他にも再開を検討している州があるが、ワシントン、ネバダ、ワイオミングの各州は財政事情で困難としており、対応が分かれそうだ。グランドキャニオン国立公園は12日から、自由の女神像は近日中に再開される。(共同)