睡眠不足は美容の大敵。寝ている間のケアなども心がけるようにして、秋の夜長に“快眠美人”を目指してみてはどうだろう。夜の寝苦しさから解放された秋こそ、ぐっすり眠って自分を磨く絶好の季節だという。(中山忠夫)
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◆美容に効果的な時間
「秋は良質な睡眠をとりやすい季節です」と話すのは、快眠セラピストの三橋美穂さん。
夏は暑く、冬は寒いため熟睡感も不十分になりがち。春は暖かさで眠気がさらに増して「寝足りない」とも感じてしまう。だんだん涼しくなる秋なら「グッスリ眠ってシャキッと目覚めて、メリハリのある快眠が得られます」。
三橋さんによると、眠りの質を左右するポイントは“寝付きの良さ”。寝てすぐに深い睡眠が得られると成長ホルモンの分泌が盛んになり、新陳代謝を活発化させて肌の若返りなども促してくれる。
また、寝不足になると食欲を増進するホルモンが多く出て、太りやすくなるという。「できれば睡眠時間は7時間程度とりたいですね」