老眼鏡がおしゃれに アクセサリー感覚で若々しく | 毎日のニュース

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 「老眼鏡」という言葉のイメージを覆す、若々しいデザインの眼鏡を多く見かけるようになった。アクセサリー感覚で身に着ける人が増えている。(戸谷真美)

 ◆クラシックブーム

 「10年前に比べたら選択肢が格段に増えた。眼鏡のイメージ自体も変化し、老眼鏡を楽しむ人が増えてきたと感じます」。東京・南青山にある眼鏡ショップ「ブリンク青山本店」((電)03・5775・7525)の荒岡俊行さん(42)はこう話す。

 同店で扱う、欧米のデザイナーが手掛けるフレームは、近年のファッションにおけるクラシックブームを反映し、ちょっと懐かしいデザインだ。とはいえ、素材はチタンなどで驚くほど軽い。同店では、(1)新聞や本を読むときに便利な近用(2)テレビや会議ボードなどを見るときにも使える中近両用(3)デスクワークに使える近々ワイド(4)掛け替えの必要がない遠近両用-などを顧客のニーズによって、詳細なカウンセリングを行って調整。荒岡さんは「レンズの高さがあるデザインがトレンド。特に男性は、時計や車と同じようにこだわって買い求める人が多い」と話す。