緊急地震速報誤報 新幹線など43万人に影響 甲子園でアラーム音、試合は続行 | 毎日のニュース

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 緊急地震速報の誤報は、鉄道利用者の足を直撃した。列車の運転見合わせが相次ぎ、計約43万2300人に影響。JR東海と西日本によると、東海道・山陽新幹線は小田原-新岩国間で午後5時15分まで運転を見合わせ最大29分の遅れが生じ、7万3300人に影響があった。

 近畿地方では在来線にも影響が出た。JR西日本によると、東海道線や福知山線など20路線で一時運転を見合わせ、約12万人に影響。京阪電鉄でも約260本に最大10分の遅れが出て、約17万9千人が一時足止めされた。近鉄も全線で約6万人に影響し、他の私鉄でも遅れが出た。

 一方、甲子園球場は日川高(山梨)-箕島高(和歌山)の試合中だった。スタンドのあちこちで速報を伝える携帯電話のアラーム音が鳴り響いたが、試合は続行し、混乱はなかった。