パソコン世界出荷、4~6月期は11%減 5四半期続けてマイナス | 毎日のニュース

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 米調査会社ガートナーが10日発表した2013年4~6月期の世界のパソコン出荷台数は前年同期比10・9%減の7600万台だった。5四半期連続で前年を下回り「減少が続いた期間として史上最も長い」という。不振の要因としてタブレット型端末の普及を挙げた。

 米国や欧州、アジアなどの全地域で前年を割り込んだ。先進国では割安なタブレットが低価格帯のパソコンを置き換えているほか、新興国では「多くの人にとってタブレットが最初に持つコンピューター機器になっている」と分析する。

 メーカー別でみると、中国の聯想(レノボ)グループが0・6%減の1267万台で首位、2位は米ヒューレット・パッカード(HP)で4・8%減の1240万台だった。米デルが3位、台湾エイサーが4位、台湾ASUS(エイスース)が5位だった。(共同)