9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米企業業績への期待で4営業日続伸し、前日比75・65ドル高の1万5300・34ドルと、約3週間ぶりの高値水準で取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は19・43ポイント高の3504.26。2000年10月以来、約12年9カ月ぶりの高値を回復した。
主要企業の先陣を切ってアルミ大手アルコアが前日夕に発表した4~6月期決算の内容が市場予想より良かったことで、米企業業績の先行きに強気の見通しが広がった。
欧州の主要市場の株価上昇も支えとなり、素材やエネルギー株などを中心に買われた。(共同)