9日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比18銭円安ドル高の1ドル=101円10~20銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・2776~86ドル、同129円29~39銭。
欧州中央銀行(ECB)による金融緩和が長期化するとの見方が強まったことを受けて、ユーロを売ってドルを買う動きがやや進んだ。つられてドルは円に対しても買われた。
国際通貨基金(IMF)が、2013年の世界全体の成長率見通しを下方修正する一方で、日本については上方修正したことを受けて、ドル売り円買いが進む場面もあり、全体的には方向感に欠ける展開だった。