バスク地方のフランス側をてくてくと
引き続きバスク地方での備忘録。バスク地方でもフランス側をまわりました。
まずはアングレットのラコンチャという魚介のお店へ。
新鮮なヒラメの身はバターの濃厚な香りで包まれ、横に添えられたじゃがいもは、ほくほくで、学園祭のじゃがばたーをすごく美味しくした感じ。別にどうってことのない調理法なのに、素材が良いと、特別なことをしなくても、美味しくなるのよね。
そして感動したのが、スープドポワソン。魚のスープ。大量の魚の骨を使わなければ、ここまで濃厚な味出ないし、新鮮な魚の骨を使っているので、臭みも全然ない。これは家では作れない美味しさ。付け合わせのチーズをおかわりして、完食。
その足でバイヨンヌへ。
バイヨンヌはフランスで最初にチョコレートがもたらされた町。老舗でココアを、たっぷりのクリームとともに。口の周りがココア色になっていたであろう濃さ。
色彩感覚も可愛らしくて好み。
それからいくつかのチョコレートのお店を見てまわりました。
このあたりの名産、ピメント(辛いです)を間に入れたチョコレートなど、ユニークなものも。
日本からチョコを求めてきました!と伝えると、親切にも。
帰りにビアリッツの絶景を眺めながらスペイン側に戻りました。
避暑地なので、夏は賑わうのだろうな。
フランスバスク地方の建築、とっても素敵で、ベースは白に赤・緑・青の3色のみ使うことができるというもの。だから、このあたりの家は統一感があって、見ていて気持ちのよいものでした。
あたたかくなったらまた訪れてみたいな。