冬のニューヨークで思うこと | 美味しい毎日 豊田麻子オフィシャルブログpowered by Ameba

冬のニューヨークで思うこと

この季節のニューヨークは厳しい。
紅葉の美しいセントラルパークに憧れるのに、私が訪れるのはいつも冬。その上、雪。


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アメリカは全ての規模が大きくて、流れが早い。

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ブロードウェイの友人の影響でマンマミーアとアラジンへ。衣装も踊りも、舞台装置も輝いて見えた。想像していた舞台をはるかに超える完成度。エンターテイメントってこういうものなんだ!これを見ないなんて今まで、私はニューヨークで何をしていたんだろう。(笑)


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美術館めぐり。

グッゲンハイムで見たカンディンスキーの抽象以前。鮮やかでダイナミックで、どきどきした。
それからインド人画家Gaitondeの作品は初めて出会ったんだけれども、おでこの真ん中がぐらぐら。


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メトロポリタン美術館では、sprangerという画家の作品に初めて出会う。フォンテーヌブロー派のような怪しげな雰囲気もあって、ぐっと引き込まれた。



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あと印象的だったのがミレーのコピーとして描かれたゴッホの作品。ゴッホが亡くなる年に描いているんだけど、題材は希望溢れる場面。タイトルはfirst step。 精神病に苦しみながらも、こんなにほんわかする気持ちになる作品を生み出せている。テオのことを思って描いたから、ゴッホもあたたかな気持ちでいられたのだろうか、どうだったんだろう。


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マティスはものにできる自信が来るまで何年かかるかわからなくて、研究が進まない。あなたのことを理解したよ、と言う隙を与えてくれない画家。わからないから、好きなのかもな。



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クロイスター美術館は、メトロポリタン美術館の中世美術部門。


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以前生活していたモンペリエをはじめとする南仏などから回廊をそのまま移築。
それぞれが再構築された空間なので、修道院特有の重たさがなくて、でも西欧の芸術に対するリスペクトが感じられる空間表現ですごく、すごく、すごくよかった。状態の良いタペストリーも圧巻。


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グルメはお寿司をはじめ、アメリカらしいハンバーガーや、


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2パウンドもあるステーキ等。


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1年前はサンフランシスコにいた。もうずっと前のようにも、最近のようにも感じられる。目が覚めてカーテンを開けると突然に心が温かくなるような記憶が蘇って、そのまま青空に吸い込まれていったみたい。


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