2015年おせち料理 | 美味しい毎日 豊田麻子オフィシャルブログpowered by Ameba

2015年おせち料理

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。素晴らしい1年になりますように♡


さて、年末年始は台所に籠ってお節料理を作るのが我が家の恒例の行事。
大好きな料理をしながら新しい1年をお迎えできるなんて幸せなスタートです。


三つ肴。関東、関西共通の黒豆と数の子。残り一つは関東は田作り、関西はたたきゴボウ。
今年は伊達巻と烏賊の柚子明太あえも一緒に盛りました。

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黒豆は、ストウブで作ると水分量が減ることがほとんどなくふっくらできることが今年わかりました。来年分からも黒豆を炊くときにはストウブで。

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お裾分けいただいた花豆。

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田作り(ごまめ)。豊作祈願。

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大尊敬する今は亡き方からいただいたすり鉢で、たたきごぼう用のごまを擦る。
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たたきごぼう

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伊達巻き。
巻物(昔の書物)の形をしていることから学問や教養を持つことを祈る意味があります。いっぱい食べよ~♡

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烏賊の柚子明太あえ

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鰤の昆布じめを大根で挟んだものにポン酢ジュレをかけて
鰤は出世魚。縁起のいいお魚。
ポン酢ジュレは簡単に作れる上、盛りつけにも使いやすいのでおすすめ。
ポン酢50ccを60度に熱し、ふやかしたゼラチン板2枚を溶かして冷やし固める。

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のしどり
西京味噌と柚子の風味をきかせてみました

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紅白なます
白は神聖さ、紅は慶び。こちらも縁起物。

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数の子
にしんの卵は数が多いことから子孫繁栄を祈る


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栗きんとん
富を願う縁起もの

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煮しめ

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牡蠣

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柚子蓋ごはん 雲丹、いくらのせ
柚子は中をくり抜いて、サーブする直前まで鍋の中で蒸しておく。
あとは酢飯を中に入れ、具材をのせたらできあがり

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鮪はまだ解凍が済んでいなかった~。赤身と大トロ。

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海老芋は、出汁で下味を前日に入れておいて、
食べる直前に米油でさっと揚げ、さらに表面を炙る。

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いただきものの、こしのある蕎麦には、カラスミを刻んだものをかけて。
骨太同士マッチ。

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母の力作のお雑煮。

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白味噌、丸餅、イクラが定番。





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お肉はランボソ。ハンバーグ研究ではまった部位。

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ローストビーフにして、
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先ほどご紹介したポン酢ジュレとクレソンとともに。

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レーズンバゲット

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お品書き。
これを書いて思ったけれど、今年はペン習字を習おうかな♡(笑)

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自分で作ったおせちの他に、いただきもののおせち。
やっぱり重箱に詰めるのは自分ではこんなに美しくはできないなぁ


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元旦から学ぶことが多い♡

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日本ではおせちは「節会」の料理で、年神様に1年の平安と幸せを祈るめでたいもの。
もともとは奈良時代に朝廷の儀式として「天皇が召し上がる供饌」でした。
これが江戸時代に武家に伝わり、町人が発展させたそうですよ。
重箱に詰めるようになったのは江戸時代中期以降だとか。

世界ではお正月にどんなものが食べられているのでしょう?というのは先日ラジオでお話させていただきました。せっかくなので共有させてくださいね♡
※地域によって違いがあるそうなので悪しからず

アメリカ→「ホッピンジョン」 ブラックアイドピーとご飯が入ったもの
フランス→「ガレットデロワ」 アーモンドクリームの入った生地の中にフェーブ(空豆)型の陶器が入っている
イタリア→「レンティル豆」と「豚肉のソーセージ」
豆=コインの象徴なんですね。

ほかにも
フィリピン→「ココナッツ風味のおもち」 茹でて調理。はじめは鍋の底に沈んでいるのだけれども、次第に浮き上がってくるので縁起がいいとされる。
中国→「餃子」餃子の形がお金に似ているからだとか。
韓国→「トックッ」 平たいマンドゥというお餅の入ったお雑煮のようなもの。長いものを食べて長生きを、という意味が込められる。
台湾→「長年菜」長寿を祈って、切らずに長いまま食べるのだとか。

今年もたくさん勉強してゆきます