【ドイツの世界遺産】マウルブロン修道院 | 美味しい毎日 豊田麻子オフィシャルブログpowered by Ameba

【ドイツの世界遺産】マウルブロン修道院

ドイツはじめての世界遺産はマウルブロン修道院。
ここにあった神学校には「知と愛」や「車輪の下」で知られるヘルマンヘッセも通っていたという。
彼の作品中に登場する修道院はここからインスピレーションを得たのだろうと思うとわくわくする。

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ここは修道院といっても、周りを防衛のために壁と濠で囲っている、城塞都市のようになっている。
生活感の溢れる敷地内。

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現実のようで非現実な不思議な感覚。


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17世紀オランダ絵画の世界に迷い込んでしまった気分に。
賑やかな市場と豊富な食材。
でも、実際この修道院は清貧、質素を旨とするシトー会の修道士たちが入植した地。
自給自足のための施設がせっせと整えられたから、食材に苦労することはなかったのだろう。

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礼拝堂も素敵。

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生活感はあるけれど、ある意味排他的な雰囲気もある。
マウルブロン修道院の歴史は16世紀の宗教改革以降に閉鎖され、のちにプロテスタントの神学校へと変わっていく。

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ヨーロッパやイスラム建築での中庭ってとても興味がある。
ある種、閉じた空間というか。
そこに空からの光が差し込んで神聖な感じがする。
聖堂も同じく閉鎖的な空間だと思っていて、ステンドグラスの部分を通して外の光が差し込んでくる。閉じているからこそ、光の存在に気がつくチャンスが増える。

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うん、いい感じ

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日本も好きだけれど、やっぱりヨーロッパも好き。


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無心で歩くと、

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壁に絵がある。
いったいどれだけの人がこの絵を見上げたのだろう。


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ここで生活したら、自分の心とひたすら向き合うことになるのかな、なんて。
ある意味突き詰められる環境だから、
厳しいシトー会の修道院があったと言われてみると、たしかにそうだったのかと納得してしまう。

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どこをとっても絵になる。

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はじめて目にする建築様式。

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年を重ねるって、大人になるって楽しい。

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修道士が暮らしていた当時、この広場はどんな様子だったんだろう~~!

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現在は、ここで披露宴のようなものをすることもできるみたい。
時代に合わせて場所も変わっていくね。

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修道院からは離れますが、夕食に訪れたBadener Weinkeller anno 1864もとても印象的。
次に訪れることがあればドイツ語もある程度習得してから行きたいな~♡

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