「カジノ」(1995年、米)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、シャロン・ストーン
あらすじ:1970年代、全米で唯一賭博が合法な街ラスベガスはギャングに支配されていた。"エース"ことサム・ロススティーンはカジノ「タンジール」を仕切る元ノミ屋。エースの用心棒となる幼なじみのニッキーは手の付けられない悪党だ。エースの妻となるジンジャーは金の亡者で、愛していないのに結婚する。カジノをめぐる表と裏の人間模様を描く。
久しぶりに3時間の長い映画。
産後は2時間以内の映画を見ているんですが、知らずに選んでしまいました。
ストーリーは過去を振り返るエースとニッキーの語りで進む。
音楽に合わせてテンポよく場面転換する。
おかげで飽きずに楽しめました。
実話をもとにしており、モデルとなる人物がいるそうです。
この物語の人々はものすごい強欲。
ジンジャーは宝石、金、お金が大好き。豪華な生活が欲しくてたまらない。
ニッキーはカジノの儲けを受け取る利権がほしい。
昔は悪いやつだったんだろうけど、エースは意外とまとも。
カジノに損失を与えるダメな従業員や自分の立場を脅かす者は、暴力以外のやり方でクビにする。
カジノ経営のライセンスを得るために、申請に真剣に取り組む。
ジンジャーとの間に生まれた娘に対しても真面目。
途中まではニッキー、ジンジャーが狂い気味でもエースが間に入りうまくバランスを保っている。
ギャング映画に定番の拳銃、薬物、お酒、セックスが出てこない。
後半、ジンジャーは薬物とアルコール依存に陥り、ニッキーは銃で人を殺しまくる。ニッキーとジンジャーが関係を持ち、3人のバランスはグダグダに。
華々しい一つの時代はいずれ終焉を迎える。
関わった人々は追放されたり死んだりする。
80年代にはカジノは企業化され、ギャングが仕切っていた店は消え、タンジールもなくなった。
見た後に儚さが残ります。
