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欲求とのつきあい方。
これがめちゃくちゃ鍵になると思うのでまとめてみるね。
 
そもそも欲求って何かっていうと、
「自分に必要なもの」
 
もう少し言うと、
「脳が必要だと判断したもの」って感じかな。
 
体が生きるために
「食べたい」「眠たい」
 
心が生きるために
「安心したい」「愛されたい」「認められたい」「成長したい」「自由になりたい」
 
などなど。
 
人間は体の欲求だけじゃなくて、
心の欲求が満たされなさすぎると死にたくなる。
 
死にたくなるまで行かなくても、
満たされることは生きるエネルギーと直結する。
 
満たされるといきいきとしあわせに生きていける。
 
体も心もいきいきとしあわせに生きるために欲求があるんだ。
 
で、欲求は足りないと強まる。
強まるから、満たそうとする行動をとれるよね。
 
おなかも「なんか小腹がすいたな」くらいだとまぁいいかってなるけど、
おなかがすきすぎると苦しくなってそのことしか考えられなくなってきて、
どうにかして食べようとする。
 
で、おなかがすきすぎたときに食べるごはんってすっごくおいしいよね。
 
おなかがいっぱいでもう食べれないときの高級フレンチより、
おなかがすきすぎたときの塩むすびの方がとびきりおいしい。
しあわせ。
 
欲求を満たすって、すごく喜びを感じることでもある。
 
こうして、食べたい欲求が強まっていって、
苦しみが行動を生んで、
食べて満たして生きるエネルギーを得て、
喜びを感じる。
 
「食べたい」以外の欲求についてもおんなじ。
 
「安心したい」「愛されたい」「認められたい」「成長したい」「自由になりたい」
 
これらも、
自分に必要なものは、
欲求が強まっていって、
苦しみが行動を生んで、
満たして生きるエネルギーを得て
喜びを感じる。
 
そういうしくみで、生きていくようになってるんだよね。
 
だから、欲求は自分がいきいきとしあわせに生きるためにすごく大切なものってことだし、
強い欲求ほど必要度が高いってこと。
 
自分より相手を優先しがちな人は、
自分の欲求より相手を優先してることが多いと思う。
 
そうすると生きるエネルギーが足りなくて、
いつも疲れてたり、
なにもやる気が起きなかったり、
昔の私みたいに寝ても寝ても眠かったりしてるかもしれない。
 
そういうときは、
「自分がここちよい方を選ぶ」っていうのを日々の中に取り入れてみてほしい。
 
足りないものが満たされたら必ず
「ここちよい感情」を感じるはずだから。
 
「ここちよい感情」は「満たされた」のサイン。
日々の中で「ここちよい感情」を増やしていくことが自分を満たすってことなんだ。
 
そうしたら、自分の生きるエネルギーが上がっていくのでぜひ試してみてほしい。
 
じゃあ欲求を満たしてここちよく生きればいいんだね!って、
そういうシンプルな話だったら話は簡単だったんだけど。
 
欲求を満たしてもここちよくない。
ここちよい方を選べない。
ここちよい選択肢が思いつかない。
○○のせいでここちよくなれない。
満たしても満たしても満たされない。
環境や状況的には満たされてるはずなのに、満たされてると感じられない。
 
そういう場合は、子どもの頃、欲求とのつきあい方を脳がどう学習したかが、
自分がここちよく生きることを妨げている場合がある。
 
そういう場合は、学習しなおすことで変わる。
 
これらについては続きの記事で解説するね。