昨年12月、安積艮斎門人帳出版祝賀会の二次会の寿司屋で、小栗上野介の菩提寺住職村上泰賢様に強く励まされ、安積国造神社のホームページを刷新し、当ブログを開設しました。


村山吉廣先生の門人仲間の倉島幸雄氏が、日々の研究の報告のブログを書いていて、情報発信として有効だと思ったこともおうど、ブログ開設の動機になりました。


このブログで、安積艮斎の研究報告記事を中心に書いてまいります。

 

安積艮斎は、1791年安積国造神社第55代宮司安藤親重の三男に生まれ、江戸へ出て儒学者となりました。

神田の駿河台で私塾を開き、学校教育等も含めれば、生涯で3000人ほどの子弟を教育しました。

私塾の門人帳には、2280余名の門人の名が記されています。

吉田松陰、小栗上野介、秋月悌次郎、岩崎弥太郎、前島密など、偉人が輩出しました。

 

ほとんど江戸で活躍した人ですが、1年だけ二本松藩校教授を務めています。

 

1850年、昌平坂学問所教授となり、ペリー来航のときは、アメリカ大統領の書翰(漢文本書)を和訳しています。

 

なにとぞ、ご愛顧のほどお願い申し上げます。

                       安積国造神社 宮司 安藤智重