少子高齢化の影響か、20歳代の団員がほとんどいないためまだまだ「選手」として汗をかかなくてはならず、大会までの間、眠気と肉体疲労に悩まされる毎日が続く。でも、早起きして汗をかいた時に味わう爽快感と、地域の人たちとのささやかなコミュニケーションが「三文」に思えてやめられない。
毎年恒例の消防団ポンプ車操法の練習が全国各地で始まっている。私が所属する分団は毎朝5時から小学校や消防署の駐車場にて「火消し」の技を稽古・・・練習している。6月中旬に行われる「大会」では、有事に躊躇することない身体作りと指揮者の統率力、団員の連携力向上のため、ホースを担いで走っていって「火点」での消火の速さや正確さ等が競われる。