着物のつどい2012Part2 ~音響~ | 朝霞太鼓 活動記録

朝霞太鼓 活動記録

石川県の朝霞太鼓です。
活動記録として。また、出会った人や自然の恵みに感謝し、日々の成長の記録を綴りたいと思います。

 
 1月9日に出演した「着物のつどい2012」ので改めて舞台での出演の大切さを実感しました。照明に続いて、「音響」についての考察です。シグナスの舞台では篠笛はマイクなしでも会場全体に響かせることができます。普段はどちらかと言えば太鼓に負けないように音量ばかりを気にしながら吹いていることが多いですが音質に重点を置いて吹くことが可能です!・・・・が、実は今回の演奏でもやっぱり音質への集中力が今ひとつだったなぁと反省しています。。
 特に「黎明・光」は太鼓と篠笛の合奏を魅せる曲です。一瞬でもタイミングを外すと笛と太鼓がバラバラになってしまう。今回もこのタイミングが外れてしまい。。しかも修正することもできずに曲が終わってしまいました。。「終わりよければ・・・」と言いますが、後半までは順調だっただけにすごく残念な演奏になったと感じています。原因は沢山あります。ベースを打っている英哲がベース役を勤めれていないこと。
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 曲の最後でテンポが一変することに対応できないメンバーが沢山いることも一つです。でも今回の演奏では「普段から音響に恵まれた舞台での演奏を想定していないこと」が大きな原因だったと感じました。シグナスは音響設備がいいので和太鼓の音がいつもより響きます。加えて笛奏者としてこのような舞台で笛を吹いていると響きが心地よく・・ついついその余韻をもう少し楽しみたいと思ってしまう。。。
 恐らくこんな理由から「打ち手」も「笛奏者」も機械じゃないのでテンポがずれるんです。そこを何とかして合わせるのが大事なんですが・・・野外の舞台でやるとこれがまったく逆で全然聞こえないし足も伸びない。。だから早くなることも多い。。。ずれた時に全体の音を聞きながら全員がそれぞれ「必要な音」を出そう!とする気持ちが必要なんです。これからも色々な出番をこなして、どのような環境でどう聴こえるかをもっと追求しなくてはいけません。音響設備に合わせた演奏ができるようこれからも耳を、心を鍛えていかなければと思います。
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