Part3はいよいよ仕上げのコーティング作業になります。
仕上げ方法もいろいろあるようです。
ちなみに私が相棒として使っている篠笛は内側に赤色の漆(もしくはカシュー塗料)を、外側には籐を巻いて透明のニスで仕上げてあります。
手触りはテカテカした感じはなく篠だけの質感は損なわない程度の薄さでニスが塗られています。
厚く塗りすぎるとやはり音質が悪くなるようです。
実は仕上げ(コーティング)をしていなくても十分にいい音が出ると思っていたのですが、コーティングはやはり湿気や衝撃から笛を守るのが目的です。音質が多少落ちるのは仕方がないです。
今回、私は黒のカシュー塗料を使用しました。
実は内側だけを黒カシューで仕上げるつもりでしたが・・歌口からカシューが漏れて・・・外側も黒色に!
外側も黒で塗ってみるか!と塗ってみました。
まだところどころ竹が見えているので2度塗り、3度塗りをする必要があると思います。
まずは1度塗りしたあと、サンドペーパーでこすってみました。
写真で見ると案外光沢があるように・・・・見えませんか?