台風が通過したら急に秋風が吹いて、昨日は肌寒かったです。
今朝の最低気温は18.6℃まで下がりましたが、平年並みの最低気温でした。
厳しい残暑が続いてたから、気温の低下が遅れて寒く感じたんでしょうね。
とは言ってもお彼岸になると日が傾き、徐々に気温が低下してきます。
台風が太平洋側を通過したから、急に気温が下がりしいたけが自然発生し始めることも考えられます。
できるだけ早くほだ起こしを始めたいのですが・・・
一日だけ我慢してほだ場準備をしましたよ
先日の台風が100㎜近い雨を降らせたので、廃ほだ(発生不能のほだ木)が雨を吸って重かったです。
えっちらおっちら、廃ほだを通路に運び出し、「にく丸」の廃ほだの整理は完了です。
残ったほだ木に傷が見えますね。
健常なほだ木か判別するのにナタで削った跡なんです。
削った内樹皮の色でシイタケ菌の状態を判断しています。
白っぽい色だとシイタケ菌が健常でしいたけを発生させることができます。
逆に黒かったり、赤っぽかったらしいたけの発生不能で廃棄しています。
ほだ木を立てる線の修理のために杭木も準備しました。
椎茸栽培場では夏出し品種の浸水操作もありみんなで一斉にほだ起こしに取り掛かれません。
残った人に浸水作業をしながらほだ場の整備をしてもらいます。
廃ほだを選り出し、杭も準備できたので、明日から安心して「にく丸」のほだ起こしに取り掛かれそうです。
ほだ場の中に「ヤマホトトギス」の花が咲いています。
白い花弁にムラサキの斑点がはいってちょっと変わった花です。
この斑点が野鳥の「ホトトギス」の胸の斑点に似てることから「ホトトギス」と呼ばれるそうです。
ところが・・・
そっくりさんで「ヤマジノホトトギス」があるとか。
「ヤマホトトギス」と「ヤマジノホトトギス」の違いを詳しく書いた記事を発見。
今日の花はおしべの根元にムラサキの斑点がないことや花びらの開き方で「ヤマジノホトトギス」と判明しました。
「ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)」
手前の丸い蕾がかわいらしいですね。
さあっ、明日から「にく丸」のほだ起こし頑張ろ!
因みに「ほだ起こし」とは、山で育成したほだ木をしいたけを発生させるほだ場に持ち帰る作業です。山から下ろすことから「ほだ下ろし」とも言います。
(^-^)ノ~~