ナンバンギセル | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

ナンバンギセルは「南蛮煙管」と漢字で書きます。
花はこんな形。


パイプのような形の花ですね。
子供の頃は口に銜えてパイプを吸ってるマネをして遊んでました。
今日は???
禁煙中につきタバコを吸う真似などしませんよ。
そんな事したら本当に吸いたくなっちゃいそうです。




このナンバンギセルはハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物です。
イネ科の植物などの根に寄生し、植物が吸い上げた栄養分を根から横取りして生育するそうです。
そういえば、腐生植物のツチアケビのように葉っぱがありませんね。
ここではススキの根に寄生しています。
上の写真には6本のナンバンギセルが出ています。
見つけられるかな?

寄生された植物は成長を阻害されることから、ナンバンギセルによる雑草の生物的除草効果の可能性が報告されているそうです。
おもしろいですね。

逆にナンバンギセルを栽培しようとしたらススキの栽培から始まるとか。
庭にしつこい雑草のススキを植える人っているのかなあ???


まだ厳しい残暑が続きますが、来週はもうお彼岸ですね。
椎茸栽培場の土手には彼岸花が出てました。
赤い花芽がいっぱいです。


今日はじめて気がついたので「一晩でこんなに芽が出るんかな?」と話してたら、2日前からぽつぽつ芽が出だしたそうです。
その中に少しだけ花が咲いてました。


残暑が厳しくても彼岸花は彼岸に合わせるように咲き始めます。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、大型の台風が過ぎたら急に季節が変わるのかもしれませんね。

ものすごく進路が気になります。

(^-^)ノ~~