オート三輪車 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

古いアルバムに三輪車が写っていました。
昭和20年代のものです。
私の記憶に残る三輪車はもう少し大型で前がボンネットのように出ていた気がします。
小型ですが当時は運搬車などありませんからほだ木運搬の他、現場への移動手段としてずいぶん役立ったと思います。



話には来ていましたがタイヤにはチェーンが巻いてあります。
当時は道が舗装されておらず、山道はチェーンを巻かないと通れなかったそうです。
それでも一度はぬかるみにはまり車を置いて帰ったこともあったそうですよ。
道路と言うより木馬道(きんまみち)だったんですね。




三輪車の前は背に背負って担ぎ出すか、牛に引かせてたようです。
昔の家には牛小屋が残っていました。
牛くん頑張ってほだ木を引いてますよ。





昔はほだ木を遠くまで運搬することができなかったので、伐採地のそばにほだ場と乾燥小屋を作り、そこで椎茸を生産していました。
今年伐採した現場は山の上ですが、昔の乾燥小屋の跡がありました。
こんな山の上でとビックリでした。

小さな三輪車でも仕事がずいぶん楽になったんでしょうね。


(^-^)ノ~~