ほだ起こし 鹿目2 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

今日ほだ起こししているとざらほだが出てきた。
ざらほだとは表面上はきれいにしているのだが、内樹皮がざらざらしていて、樹皮がはげてしまうほだ木のことです。
この木はシイタケ菌がよく回っていて、一見いいほだ木に見えるのですが、シイタケは出ません。ショック!
一入れ木で30本くらい廃棄しました。
しょぼん
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一見きれいなほだ木のようですが、皮が剥げ落ちます。ショック!
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この原因として通風不良が考えられる。
今年の夏は暑い日が多く、クヌギの萌芽が例年以上によく生長しています。
この萌芽が風通しを悪くし、ざらほだを引起こしたと考えます。
夏場、例年のように入れ木の下刈りをしたのですが、難しいものです。

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今後も今年の夏のように暑い日が多くなると考えると、入れ木の下刈りと合わせてクヌギ萌芽の枝打ちすることも考えなければなりません。