発酵料理教室の「発酵と薬膳よとや」です


コロナ禍から、出張レッスンをスタート


現在、沖縄県の南城市にて少人数レッスンを開催中

この夏に、新居兼教室が完成したのを機に「発酵と薬膳よとや」に屋号を改名しました

今春、60歳となり人生ひと周り

新鮮な気持ちで再スタート


「なんで、今さら」

「60歳からチャレンジって、あなた正気?」

ギャラリーから聞こえてくる諸々の雑音を吹き飛ばし

60歳になって掴んだチャンスに

胸を踊らせています

心機一転「よろしく」の意を込めて

マイストーリーなるものを綴ってみたく


お付き合い頂けると嬉しいです




戦前の写真に非ず(笑)

7人兄弟の末っ子として生まれた私は

兄や姉と歳が離れていたせいか

「おまけだね〜あんたは」と

行く先々で言われました

駄菓子屋で貰うおまけは、心踊るものの

子ども心に

「私は…おまけのこれか?」と、なんだか複雑な思いだったのを憶えています

地元の短大を卒業し

銀行事務、貿易会社経理、派遣会社営業、学校事務…

そして、専門学校講師時代に33歳で結婚

翌年、息子が生まれました

「育児と両立して働き続けたい」思いで意気揚々と産休に入ったものの

34歳で出産した息子の子育ては

乳児期から、育てにくさの連続で

私の当初の思いは、見事に覆されました

やってもやってもゴールが見えない

特異な子育てに…すっかり自信を失くし

自責の念で押しつぶされる日々でした

主人の転勤で離島に渡り

息子は、就学前検診で自閉症と診断されました


私は、出来損ないサリバン先生よろしく

髪振り乱し、無我夢中で息子と向き合いました

正直「お母さん辞めたい」と何度も思いました

長くて暗いトンネルの中

「明るく前を向いて歩いていけば…きっと、光が射す方へ行ける!」

そう思い続けることで

ぺちゃんこになりそうな自分自身を、奮い立たせてきました

素朴な島の子供たちや、周りの温かい支援に助けられた離島での5年間は

私たち親子にとって、原点となりました

その後、ありがたいことに

娘も授かりました



いつどこで誰と出会うか

本当に絶妙なタイミングで、出会いは訪れます

必要な時に必要な人との出会い

書店で目にした雑誌『天然生活』

福祉とアート活動が特集されたページに

「息子の就労の参考になれば」と迷わず購入

普段、ほとんど雑誌を買うこともない私が手にした一冊

まさかこの出会いが

清水の舞台から飛び降りるきっかけになるとは…

雑誌の小さな広告に掲載された、高松の発酵料理教室「ふんわり糀家」

そのサロンの光景に吸い寄せられるように惹かれ

2か月後には、ひとり高松へ飛びました

自閉症の息子と思春期の娘、単身赴任中の主人…そんな中

「どうやったら行けるか」だけを考え

ひとつひとつクリアして実現した旅

今振り返っても、奇跡のような仕組みに何か見えない力の後押しを感じています



50代後半にさしかかり

人生のミッションと言うべき、食の世界に足を踏み入れた話…

次回に続きます


今回も、長々とお読み頂きありがとうございます


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