少し前の話になるけど、ゴールデンウイークの5日。

 

 

 

 

 

 

子供たちがダンスのレッスンのときに、

亀岡で、大人も子供もレッスン体験ができるイベントのチラシをもらってきたのが

3月で、

3月末に、家族4人で亀岡まで行ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

わたしも40代~チームに所属していて、

フットワークをできるようになってみたく、

3月の体験のときはフットワークを体験できるクラスに参加した。

 

 

 

 

 

 

先生は、ジャッキーさんという方で、

ほんっまに、いい人なんだろうなあと感じる。

わたしが中学の3年間片想していた小林君以来の、

優しい目をした人やと思う。

思えば16歳の頃から30年間近く、

本当に透き通った目をしている人を見たことなんてなかったような気がする。

わたし自身の目なんかは、寂しさを隠す術まで手に入れているので、

大学のときにバイト仲間が

わたしが原チャで信号待ちをしている姿をたまたま見かけたらしく、

後日バイトのときに「こいつ、こんな笑ってるけど、あの素の顔は、根暗やで!!」

とみんなに爆笑しながら言いふらされたものです。

 

 

 

 

 

 

 

そしてフットワークレッスンでは、

ジャッキーさんは汗だくになりながら

子供たちにも大人にも、丁寧に一人ずつ回りながら教えてくれてはった。

わたしも真剣にレッスンを受けていたら、

「次回の体験会でもフットワークするから来れたらおいで」と言っていただき、

約束通り、

5日に亀岡までジャッキーさんのイベントに行ったというわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、かわいい言い方をすると、早とちり&そそっかしいところがあり、

このマスク社会になってからというもの、

道端やスーパーなどで「○○さん!」と、

すぐに迷いなく声をかけて全然違う人だったということが、時々ある。

マスクは人を間違えやすいことなんて、ちょっと考えたらわかるのに。

 

 

 

 

 

 

この日も、

まんまと違うバスに乗ってしまい、

何せ亀岡は田舎なので、

1時間も無駄にしてしまい、本当は他の子供たちのダンス発表とか見たかったのに、

体験会ギリギリに間に合うということになった。

 

 

 

 

 

 

 

レッスンは相変わらず楽しくて、

あの集中できて楽しい環境は、

やっぱり一人ではなかなかつくれないものだと思う。

仲間で練習できるスポーツとか芸術系って、羨ましい。

いくえみ綾が民生の歌をテーマに漫画を描いて、

民生にインタビューしていたときに、

「行き詰ったりすることはありますか」的な質問に対して民生が

「スタッフがいてくれるから行き詰る間がない。

 その点、漫画家とかミュージシャンでも一人で作業する人は苦悩も多いと思う」みたいなことを答えていたけど、

ほんまにその通りで、

たまに画材持って動物園とかで作業してやろうかと泣きたくなる。

結局は一人なんやけど。

 

 

 

 

 

 

 

話はレッスンに戻り、

ジャッキーさんの考えたフットワークを教えてもらっていたら

「おつかれ」と声をかけられて、顔を見上げたら

40~チームのリーダーの、のぶりんだった。

のぶりんは、息子も娘もブレイクダンス界で長く、

のぶりんはスタッフで来ていたらしい。

馴染の顔を見て、ちょっと緊張がほぐれながらレッスン楽しんでいた。

 

 

 

 

 

 

レッスン仲間がいるって、素直に楽しくて頑張れるから、

40~チームは、今の自分にとって、新鮮で貴重な場所であります。

 

 

 

 

 

 

ジャッキーさんはギリギリまでフルに何かしようとしてくれはって、

「何かやりたい技ある?」と聞いてくれ、

「9月までにチェアーやりたいんです」と言うと、

正しい形を教えてくれて「これ毎日やればできるから」とのこと。

帰りに、ジャッキーさんの奥さんが「遠くまでありがとうございました」と声をかけてくれはって嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

GW最終日。

我が家の先生たちが主催の、バトルイベントだった。

先生から「ガチのバトルなんです」とは聞いていた。

我が家は、バトル観戦は、まだ2回しかないんやけど、

けっこう面白いなーと思っていた。

わたしは若い頃にフェス的なんは音楽しか行ったことなくて、

音楽って好みじゃない歌詞で一気に冷めたりするけど、

ダンスはそういうのなくて、観戦料も良心的やし、

案外、人に優しい世界なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

DJタイムというのがあり、

休憩時間も兼ねて、

フロアーで誰が踊っても良くて、

少しずつ人が増えていって輪になって、順番に一人ずつ輪の中心で踊っているという光景なんやけど。

 

 

 

 

 

 

 

輪とは離れた端っこで、うちの子供らが踊っていて、

わたしもこっそりチェアーの練習をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

そしたら 我が家の、コースケ先生がこっちに来てくれて、

「輪になれ」みたいなジェスチャーしながら踊りだし、

次にわたしを指名しはるもんやから、

そんなもん恥ずかしがって断るなんてサブいことはできひんやんか、

ガチのダンサーたちがガチのサイファーしてる隣でガチのプロダンサーとサイファーしましたわ、

このことも墓に彫ってもらいますわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

で。

 

 

 

 

 

 

 

ガチのバトルということでしたが。

 

 

 

 

 

 

 

少し前に、

先生がグループラインで、ブレイキンのバトルやイベントの放送情報を流してくれてはって、

テレビやYouTubeで観るようになっていて。

わたしはスポーツ選手の名前を覚えるという好奇心をあまり持ち合わせていなくて、

未だに、有名なプロ野球選手と言えば野茂なのですが、

ブレイクダンスだけは、

名前も覚え出していて、オリンピックも楽しみにしていたりしちゃっています。

 

 

 

 

 

 

そんなわたしの目の前に、ある選手が。

「ん?・・・・え!?」と黙って目を見開いていたら

息子が

「ママ!Shigekix!!」

わたしも黙ってウン!ウン!と頷き、

ShigekixとTSUKKIとRA1ONの登場にバクバクしてました。

ミーハーなことでお恥ずかしいですが。

 

 

 

 

 

 

このバトルイベントはほんまにめちゃくちゃ楽しくて

先生たちの凄さを痛感した1日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までで一番お金もないし不安な日々の中のGWだったけど、

今までで一番楽しくて充実したGWだった。