12月1日、
子供たちと一緒に狂言初舞台。
朝のリハーサルのときから、
本番では この客席にお客さんが入って
自分たちを観ていることを
想像しただけで胃が飛び出てきそうになった。
その瞬間は、
9月末のbeliefを思い出すようにした。
しかし そうしても頭によぎる不安。
「でもなぁ。。あのときは、
アヤ先生もコースケ先生も ヤング先生も一緒やったし、
何より、
アヤ先生たちの仲間が盛り上げて観てくれたからなぁ。。。
今回は、
ほんまに わたしと子供らだけで、
シーンとした中、
台詞を言って演技をして・やからなぁ。。。
全くウケなかったら、、、」
と、
やはり想像するだけで 地獄だった。
そう。地獄。
演目は、
「地獄酒場」。
タイトルも台本も、
わたしと子供たちで考えた。
元夫のことを、こうして詳しく書くのは、
おそらく これが最後になると思います。
8月末に、
かなりの高血圧という持病を持ちながら
顧みずに酒の飲みすぎで
ある日ポックリと逝ってしまった、
4年前に離婚した、元夫。
借金まみれで逝ってしまい、
相続放棄やら何やらで、
ほんまに迷惑しか残されなかった。
(バイト先が、たまたま司法書士事務所で、所長に全て支えていただいています。
今は 自分と子供のことで精一杯ですが、
必ず、きちんと させていただきます。
本当に、ありがとうございます。)
死ぬ前は、
そんな状況でも尚且つ飲み歩き、
わたしのことを「金ばっかり要求してくる」やら
「子供に会わせてくれへん」やら都合良く言い回ってるくせに、
こっそり わたしのインスタをマジマジと見ては
わたしが仲良くしてそうな人のインスタも覗いていたようだった。
ほんまに、
大っ嫌いだった。
死ぬまでは。
死んだとわかってからは、
「いつかは こーなると思ってた」
「生きながら悪口言われとけや」
など、
色んな考えが頭をぐるぐるぐるぐるしていた。
死んでから数日間、警察に保管されていて、
その間に、
元夫のお兄さんたちと元夫の成人した息子と、市役所で会うことになった。
お兄さんから
元夫の
財布とスマホを見せられた瞬間。
ほんまに、
今でも どういう感情なんか言葉にできひんけど、
市役所の駐車場で、
その場に崩れ落ちて膝をついて 声を上げて泣いた。
通夜の夜は、
焼酎ソーダ割を片手に、何回も何回も
「ほんまに アホやな。」
と、
話しかけた。
離婚しているわたしが通夜・葬式に行くことに対して良く言わない人がいることも耳に入ったし、
「こんなことになったのは寂しかったんや。離婚してなかったら、、」とわたしの前で言う人もいたし(イケズのつもりは無いんやろうけど、、、思ってること言うてまうんやろなぁ)、
「自分責めたらアカンで」と言って"くれてるつもり"の人もいたし、
正直、
「もう聞かなかったことにしよう」と自分に言い聞かせた。
それからは、
とにかく
何か楽しいことにしがみついて、
支えてくれる人に甘えて、
必死に、自分の杖を模索している。
その中に、
Over40のダンスがあり、、、。
今回の 狂言体験が、
ある。
今回の講師の茂山千之丞さんには、
わたしは完全に魅了された。
他の生徒のみなさんも、同じだろう。
週3回、
子供らを連れて電車で茨木まで通い、
帰宅して子供ら寝かせるのは23時を過ぎ、
翌朝 起こして学校へ送り出すのは、
ほんまキツかったし
子供らに負担かけてるのも解っていたけど、
絶対にやり遂げたいと思っていた。
その強い意思は、
「元夫の件での怒り悔しさ悲しみ不安を、全部笑いにしてやる!
これから先の生きる自信に繋げてやる」
という想いと、
千之丞さんの魅力。
ふたつから込み上げてくるものだった。
今回
自分たち(子供らには“とにかく母について来て。後悔させへんから"という気持ち)でつくった台本は、
それらの想いを もう 全部詰め込みました。
その強い想いを、
観に来てくれた方。
事情で来れなくとも心から応援してくれた方。
本当に、ありがとうございます。
花束や子供たちにプレゼント、
スタッフさんへの差し入れまで持って
来てくれた 姉。
息子さん、お母様お姉様までお誘いして
来てくださった、
我が家のダンスの アヤ先生。
Over40のチームメイトのKさん。
元夫の飲み友だちで、
元夫を好いて下さっていたWさん。
子供たちの腹違いの お兄ちゃんふたり。
わたしが5年くらい推し活してるカニコーセンさん。
翌日のアヤ先生からのメッセージは、
「これまでの
わたしと子供たちを ほんまに
そっと見守ってくださっているんだ・
これからも
がんばる姿を見てほしい!見せたい!」
と感じるものでした。
そして、終わってしまった 狂言創作活動。
当たり前やけど、
会えなくなった 千之丞さん。
発表会の夜にあった打ち上げの最後は、
みんな順番に千之丞さんと写真撮ってはったけど、
わたしは別れが寂しすぎて(笑)
目の前の酒と唐揚げをモフモフ飲んで食うのが精一杯だった。
この
"恋心"を、わたしは絶対に無駄にしない!
絵を描くこと、
何かをつくること、
そして 誰かに観ていただくこと。
この 恋心を、
そっちに ぶつけていくのが、
わたしにできる 周りの人への感謝の表現方法やと思う。
わたしが高校生のとき、
「恋愛小説家」ていう映画があって、
なぜか
学校さぼって神鉄乗って三ノ宮まで
それを3回観に行ったけど、
わたしは
恋愛絵描き。。。
ダサっ。
でも、
恋愛脚本家 でもないし。。。
定職にもついてないし、
地球人偏差値20くらいやし、
そうやな。。。
恋愛乞食(←コヂキと読みます)。
いやいや、
それ、
ただの 働いてないビッチやないか!
もー何でも えーわ。
今頃、地獄酒場で閻魔大王を振り回してる元夫
と
こんな素晴らしい時間を与えてくださったスタッフさんたち(茨木市の太っ腹さサイコーや思いました)
と
側にいてくれる友人たち
と
ダンスの先生やその周りの方
と
無償の愛をくれる わたしが育った実家の家族
と
茂山千之丞さん。
これから自分が向き合うこと=絵を描いていくこと・何かをつくること
への"恋心"に気づかせてくれて、
本当にありがとうございます。
今から1週間は、8日(日曜日)のマルシェ
「パンとスープ、ときどき おかし」に出店させていただく準備に恋します!
もちろん図工教室も!
12月もやりますー!!
開校日カレンダーなど、ちょっと待ってください🙏
だもんで、
よろしく
どうぞどうぞ、どうぞのどうぞ〜
8日のマルシェ。
わたしは、
ゆめシール を その場で10分くらいで描きます⭐️
500円だに⭐️⭐️