最近また、自分の絵に飽きる症候群でして。

 

 

 

 

 

 

 

これが起きるたびに

「結局どうしたいねん。とっとと完全に趣味にしてしまえや」と嫌気がさしていましたが、

何も気にする必要なくて

 ”昨日では無くて今の自分が描きたい感じ”が 何かある・という、

ただ それだけなのだと、やっと気づいた42歳7カ月。

そして それが過ぎたら、

また これまでのイラストへの愛着も思い出すのです。

 

 

 

 

 

 

 

でも確かに、

その症候群が発症した時は、”自ら何かを制作する”ことには前向きに身体が動かないので困ります。

そんなときは、

依頼があって「制作しないといけない」状態での方がストレスなく取り組めます。

”仕事”として描けているのは、ありがたいな・と痛感しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今 仕事以外の自分の絵が、しっくりきているかきていないかは、

仕事の時間が終了してからの 家の用事をしたり子供たちと過ごす時間に、

影響が出てしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

どこか上の空だったり イライラしがちだったり。

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです

わたしは そのときの 自分の絵への感情がそのまま その瞬間の自分の自信の高さ低さに繋がるんだろうなと思います。

 

 

 

 

 

 

20年くらい前の職場に

めちゃくちゃ気の強いキッツいけど根は優しい70代のおばちゃんが居て、

けっこう仲良くしてもらってたんやけど、

ある日 わたしが ものすごい元気が無くて 

おばちゃん、夜も寝れないぐらい心配してくれてたみたいで。

翌日、わたしの中で何かが消化されたんか覚えてないけど ケロッとしてたら

おばちゃんに

「もう あんたのことは 二度と真剣に心配せーへん!!!」って

カンカンに怒ってはったことがありました。

 

 

 

 

 

 

あれ、また話が どっか違う方向に行っているような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、

とにかく最近、制作に対して何かピンときていなかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな先週末、

我が家のダンスの先生のお店へ行きました。

 

 

 

 

 

 

 

子供たちの大先輩でわたしの先生でもある高校生の天使Sちゃんもお父さんと来ていて、

カウンターで並んでました。

子供たちが絵を描きだしたら、

Sちゃんが「わたしも持って来てるねん」と言って

マルマンの大きいスケッチブックを出してきて、

コピックのマルチライナーのセットも見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、見てみたい!」というと、

「模写なんですけど・・・」と言ってスケッチブックを開いてくれたSちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

ぎょえ~!!!!!!!

なんっじゃこりゃ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ上手いやないか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

同人誌の上手い人よりも上手いし。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョとかヤバいし。

ってゆーか

この可愛さで このイラスト描いて ブレイクダンスもできて。

わたしは 

「高槻のSちゃんと わたしは喋ったこともダンスを教えてもらったこともあるよ」て墓に彫りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてSちゃんに

「オリジナルのキャラ描いたらいいやん。わたしモデルに描いてや 笑」

って、またすぐに調子乗って厚かましいこと言ってたら

お店のママさんでもあり ダンスの先生でもあるアヤさんが

「ちょっと待って、私、浅井さん描きたい」

と言って、わたしの似顔絵を描きだしたのです。

 

 

 

 

 

 

 

アヤさんが他の人を描いたのをみたことがあるんやけど、

これがまた、絶妙な面白さで似ているのです。

全くボケてなくて真剣に描いてはるんやけど、

たぶん潜在的にディスって描いてはるんやろなあ。

 

 

 

 

 

 

 

「浅井さん、歯並びきれいですよね~。」と呟いた2分後くらいに

「あ。歯並び悪い人になってもた。」と言いながら

完成させてくれました。

 

 

 








 

 

 

今まで何人かに描かれた似顔絵で一番「似てる!」と笑いました。

 

 

 

 



 

 

 

 

アヤさん的には納得いってはらへんようやったけど、

わたしは、

この絵は何かある・・・わたしに何かをもたらす・・・と感じて仕方なく、

持って帰ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから4日間、

相変わらず自分のイラスト制作のことをずーっと考えながら、

チラチラと頭を横切るアヤさんが描いたわたしの顔。

 

 

 

 

 

 

 

そして今日のバイト中に、

「あ・・・!」と

「これが描きたい!」とようやく心が躍ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

アヤさんが描いたわたしの似顔絵をそのままトレースして ペン入れをしました。

 

 










 

 

 

 

 

このキャラクターに命名して、

天体や地球とかウロウロウロウロして

色んな人物や生体と会話させてみたい。