家族でよく行く 通称 米屋 っていう角打ち居酒屋で会う、

Tさん(奈良に行ってもらったTさんではない)は、

お仕事柄、クリエイターのことを、かなりよく観ておられる。






Tさんの職業を聞いたとき、

びっくらこいたし、「わたしのことどう見てはるんやろう」と、正直ネガティブな方で意識もした。






だけど、

ここではそういうこと気にせず飲みたいから、

敢えてTさんの前では

仕事の話はしないようにしていた。








だけど、気づいたら そういう話になっていたり、、、と言うか、

よくよく思い出してみたら、

まこと氏が さらっとTさんにわたしの絵の話をふって、

わたしが「やめてやめて(恐れ多い)」と内心焦っていたら、

意外にもTさんがまじめに話を聞いてくれたり、

アドバイスをくださったりして、

真剣に叱られたこともあった。








Tさんは、わたしが自分の作品に、もっと価値を付けるように色んな話をしてくださるし、

わたしがそうならない限りは、

Tさんからみたら「話にならない」んやと思う。







それでもわたしは、一度勇気を出して、

「今は安くで売りたいんです。

足りない分はバイトするんで」と自分の考えを伝えたら、

「それはそれでいいと思う。じゃあもう僕には何も言ってあげることは無いです」と言わはってから、

会っても仕事の話をすることはなかった。










そんな中、つい先日、

わたしのプライベートの方で色々あって

「参ったな、、」と頭を抱えながら米屋に行きため息をついていたら

隣に居た常連のMくんが「今日は僕おごるから飲みましょ!」言うてくれて

そのとき居たTさんも一緒に色々話しながら飲んでいた。







飲んでたらMくんがipad出してきて、

「ここに僕の似顔絵描いて」て言って、

酔っ払いながらサササ〜て描いたら

たぶん「似てるー!」て喜んでくれて、

次にTさんを描くことになった。









たぶん3分くらいで描いたやつに、

Tさんが「はい。」て1000円くれはった。








「ええ!?」てびっくりしてたら、

たぶん

「いいから。僕はこの価値があると思ってるから渡してるの」て言ってくれはって

「あ、じゃあ僕も〜」てMくんも1000円くれた。








Tさんの息子さんと、

次の日もう1000円あったから、

誰や、、、

誰が描かせてくれたんや、、??









で。









わたしが大事にしたいのは、

Tさんやデザイン会社に勤めるMくんが、何を伝えたいかってことで。









これで、

「ラッキー 4000円もうかったー」で終わらすバカではないというふうに、

Tさんは見てくれてはったんかな、、、とも思う。









 翌日、Tさんに

「稼ぐ方法と向き合ってみます」てLINEしたら

「まずは、あなたの才能と向き合ってください」と返ってきた。








今すぐそのことについてなんて、

よう語られへんけど、

とにかくやる。

何が変わるかわからんけど、やる。








それは、たまたま、

イベント出店の2日前のことだった。









「似顔絵5分で描きますコース」作ろうと決めた。







1000円と2000円のも。









まずはサンプルを描いた。









約5分で描きます500円









約10分で描きます1000円










約20分で描きます2000円














肝心の看板。

わたしは、いっつも、これでスベる。

アピールのセンスが無いんや。

だから、

わたしが、センスにも憧れ尊敬してる人に相談させてもらった。







相談した以降は、

これでいきます とかは言ってないけど。














これを当日4時に起きて作り、イベントに出店したのでした。








つづく。