このアトリエ喫茶が開店した3日後、お隣のギター教室と一緒にイベントをした。

メンバーは、ギター教室の あさこ先生と、ブラジルアクセサリーなどを作る ちえさんと、羊毛フェルトでマスコットなどを作る 柳田さんと、わたしの4人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発起人は、あさこ先生とちえさんで、わたしにも声をかけてくれました。

イベント名は、

子供たちに”アナログ”を身近に体験してほしいということで、

「あならいぶ」になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回目は今年の5月でした。

わたしは前のバイトを始めた頃で、イベントに向けての準備が全然できなかったので

自分の絵を壁に貼ったりスケッチブックを並べて、原画に触れてもらうことと、

自分の絵本”ぶたかぞく”の読み聞かせをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お天気も良くて、気候もちょうどいい中、

青空の下で子供たちに絵本を読んでいる写真をあさこ先生が撮ってくれて、

すごく嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントが終わった後も、

壁に原画を貼っているのが自分の作品ながらに、けっこう居心地が良くて、

ずっとそのままにしていました。

今思えば、

今のアトリエ喫茶のカタチは、そのときから密かにわたしの中で始まっていたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって、あさこ先生が関係したことは、

わたしにとって必ずいい方向に繋がりますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2回目が11月27日にありました。

イラストマップ制作にちょっと興味持ち出していたので、

わたしのワークショップは地図作りをしてもらうことにしました。

1から地図を書くのは、とても30分とかでは無理なので、どうしようか・・と悩んでいたら

ちえさんがアドバイスをくれて、

土台である道と、建物や乗り物などを描いて、

それらと自分でも好きに絵を描いて、

切って貼って仕上げるというものにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのかたちって、

わたし自身のイラストを子供たちが使用するという、

なかなか理想的な光景だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道は、京都の碁盤の目をモデルにしたものと、仁徳天皇陵古墳を中心としたぐるぐる系の2種類にしました。

ぐるぐる系が人気で、

古墳を塗りつぶして猫にしている子もいました。

何かいい人みたいなこと言ってしまうけど、

子供たちが黙々と夢中で何かをつくる姿って、心が洗われます。

しかも、それを、自分が作った素材で作業してるんやから、そりゃ幸せな気持ちにもなるだろうよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その材料は、販売もしているので、買ってね♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前もって「行くね」と2家族が言ってくれていて、

みっちょん家と、角打ちで知り合った若いご夫婦のご家族。

みっちょんの旦那さんは酒飲みで、

めっちゃビール飲んでくれて、サンキューサンキューでした。

若家族のお父さんが、角打ちでイベントの話になったときにノリノリで

「昼呑みできるんですか!めっちゃ楽しみっすわ~!なあ!絶対行こうな!」って6歳の娘さんにも言ってて、

2回にわたって「絶対行きますね!酒多めにおいといてくださいよ!10時から1番で行きますから!」って、

なんてノリのいい青年なんやろうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日、

12時になっても来ませんでした。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうしばらくしたら、家族で来てくれて、

「パパ、お酒、何します?」ってノリノリで聞いたら

ちょっと間があり、奥さんも何となく苦笑いしてるのがわかって、

「・・・・ちょっと、後でまた言いますわ」って気まずそうに言ったから、

急用ができて車で来たんやろな・と思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちえさんの、マラカスと可愛いマグネットを作るワークショップを、

「僕もします!」って、一緒にやってて、

やっぱり、もちろん優しいのは優しいんやけど、前向きな感じの青年やな~思って見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして、「今なら言える」と思ったんやろな、

「実はね~、絶賛二日酔いなんすわ」って。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと起きた時

「うわ、だる~、でも約束したしな~・・・あ~面倒くせ~・・・」って思いながら

頑張って来てくれたんやろなあ思ったら申し訳なくなりました。笑

「ごめんね~、無理して来てくれたんでしょ?ありがとうございました」って言ったら

「違うんす違うんす、楽しみすぎて前夜祭してたら飲みすぎちゃいました」言うて、

心の中で「何がやねん 笑」ツッコミながら、でもやっぱり”前向き”な子やな思いました。

一応言うときますが、単純な”前向きな考え方”って意味ではないですので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお父さん、角打ちで会う時、

ほんまに子煩悩やし奥さんにも優しいし、

美男美女夫婦やし、

まぶしいて仕方ない。

初めて会った時、

息子と末っ子が、駄菓子のチューペットの入れ物みたいなジュースをチューチューしゃぶりながら

その家族を「じーーーーーーーーーーーーーーっっっっ」って見続けてて、

「うわ、羨ましいんやろあ」って正直、辛かったんやけど、

ここで無理に明るく盛り上げるみたいなんも切なさ100倍やな思って、

敢えて黙って様子を見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ってから寝るときに、

布団の中で息子に「なあなあ、さっきの隣の家族のこと、ずっとみてたやろ(^-^)パパいるのが羨ましかったん?」と聞くと

息子が

「ママとパパも、あんな仲良しが良かった」とボソっと呟いて、

わたしが静かに枕をぬらしながら寝かしつけたことは、きっとお星さまがみてくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つい先日、

幼稚園に迎えに行ったときに

すごく寄り添って話を聞いてくれる、長女のときからお世話になっている先生とバッタリ会って、

「どう?みんな元気してる?」と聞いてくれ、

「子育てが辛い~~~(T_T)」って言いながら、その息子の発言のことを笑いながら話したら

「それで浅井さん、なんて言ったん?」て聞かれたので

「(そのときは泣いたけど)後日、”あれは珍しいパターンやで”って言いました。」って言ったら

「素晴らしい返し~!!!」って拍手しながら「”あれは外だけの姿やで~”とかなあ!」って笑ってくれて、

やっぱり、この先生とこの幼稚園、大好きって思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしとその先生の仲良しな様子は、きっとお月さまがみてくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントは、前回と同じく、柳田さんの羊毛フェルトでクリスマスツリーづくりが大人気でした。

わたしはこのイベントの日に、自分へのごほうびで、ちえさんのピアスを買うことにしています。

あさこ先生とマ―先生が、気分が乗らはったタイミングで、

遊びに来られていた元生徒さんも一緒にギターの演奏をしてくれて、

小さな小さなイベントやけど、程よくゆるくて、いいイベントやなあって思いました。

これからも定期的に開催するので、

割と地味な性格の4人だけど、そっと抱えた熱い想いを、ゆるく子供たちに届けていけたらいいなと考えています。

 

 

 

 https://youtube.com/watch?v=lklbftD7h4Q&feature=share