三石巌の栄養学①。 | 徒然に。

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思ったことを気ままに。

 近年、日本人の体格もよくなってきましたが、まだまだ白人や黒人には見劣りします。

 メッシのように身体が小さくても史上最高選手になった人もいますが、基本的には身体が大きい方が、サッカーをやる上でどうしても有利ということはあるかと思います。セレクションの際、親の身長を書かせるクラブもあるようです。

 そうした中、健康をもちろん前提にしながら身体を大きくするために、いろいろな栄養学が言われています。

 私はその中で、今では忘れられつつある「三石巌の栄養学」は、けっこうおもしろいと思っています。

 もちろんお勧めするというわけではありませんが、こんな栄養学もあるんだということで、書いてみたいと思います。

 医学部時代、医学部仲間での勉強会での私の発表の際に作った資料を基にして、書いてみたいと思います。

 

 

 まずはたんぱく質の摂取についてです。

 タンパク質は、身体で言えば「部品」になります。

 炭水化物や脂質は「燃料」です。 

 

 ただし、だからといってむやみにプロテインを飲めばいいのではないです。

 というのは、たんぱく質を摂るのにも「質」があります。 

 

 タンパク質とは、アミノ酸がいくつも連なったものです。

 DNAの情報を読み取ったRNAは、その情報通りのアミノ酸を連れてきます。体内で作れるアミノ酸もあります。ですが必須アミノ酸は体内で作れません。ということは、いくらRNAが情報通りのアミノ酸を探しても、そのアミノ酸がなければ狙ったたんぱく質を作れません。

 ということは、いくらプロテインでアミノ酸を摂っても、一つでも必須アミノ酸が不足したら、狙ったたんぱく質は作れず、過剰分のアミノ酸はすべて無駄になります。

 

 では、市販されているプロテインには、必須アミノ酸が過不足なく含まれているのでしょうか。

 ここには、資本主義との関係性で、非常に難しい問題があるのです。

 

 ここでいう「プロテインスコア」「アミノ酸スコア」とは、どれくらい理想的な比率でアミノ酸が含まれているかということです。

 どちらにしろ「卵」が理想的なアミノ酸源だということがわかります。

 ただし、養鶏場の環境自体、汚染物質にまみれている可能性が高いので、卵自体が危ない可能性もありますが、現代ではもうそんなことは言っていられないのかもしれません。

 ちなみに、日本人は「国産神話」が根強いようですが、日本での農薬使用は世界トップレベルです。

 いろいろな研究がありますが、日本の農薬使用量が少ないという研究は見たことがありません。

「国産だから安心」ではなくて「国産だから注意」だと私は思っています。

 

【農薬大国】「日本の農産物は安心・安全」なんて思ってるのは日本人だけ!イタリア「東京五輪の時には食材を持参させる」 - 健康になるためのブログ

 

 話を戻します。

 元々使われていた「アミノ酸スコア」が「タンパク質スコア」に置き変わるようになりました。

 

 1973年になって、FAOはWHOと結託協力してタンパク質のアミノ酸パターンを改定しました。そしてプロテインスコアを「アミノ酸スコア」と呼びなおします。​
その結果、多くの肉類、魚類のアミノ酸スコアは100となり、大豆のアミノ酸スコアは86となりました。1985年にはFAOとWHO、国連大学が結託協力して、さらにアミノ酸パターンを改定し、それによると大豆のアミノ酸スコアは100になっています。​

 さらに時代は下り、1990年には食物の消化吸収性を加味したとされるPDCAAS(タンパク質消化性補正アミノ酸スコア)が発表され、そこでも大豆のスコアは100となっています。​
​ なぜ大豆の数値がこれほど高くなったのか、そこに政治的要因を想像しないほうが難しいかもしれませんね。この表は筆者が作成したものですが、いかにプロテインスコアの数値が厳しいものか、お分かりいただけると思います。​
​ ちなみに最近になって「DIAAS」という指標をIDF(国際酪農連盟)が推し出しています。これは回腸での消化性を強引に加味したスコアで、乳製品はその品質が高く、DIAAS値は100%を超えるとしています。​
国際酪農連盟の今後の政治力を見守りたいところです。

 現在のプロテインは「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」「ソイプロテイン」で、原料は牛乳と大豆です。

 WHOを善意ある団体と信じるならば、アミノ酸スコア100の原料なので、効果的ということになります。

 ですが、こういった動きを政治的なものだと解釈するならば、あまりこういったプロテインは効果的ではないことになります。

 WHOを信じるかどうかは、今回のコロナワクチンを信じるかどうかにもつながってくる気がしています。

 政府はまったく情報を出しませんが、コロナワクチン以降40万人もの超過死亡が発生し、今ではDNA汚染問題も大きくなりつつあります。

 コロナワクチン被害の救済額も、当初国が想定した100倍を超えています。

 何より、機序を考えれば、どう考えてもコロナワクチンがいいものだと思えません。

 

 

 

 そういったものをWHOは推奨し、儲かったのはファイザー社などの企業だけです。

 医療と資本主義のバランスが崩れ、医療のために資本主義があるのではなく、資本のために医療がある感じになっているのではないでしょうか。

 コロナウイルス自体、おそらく99%人工物だと思われます。

 京大の宮沢先生などが発表しています。

 そうであるならば、勝手に病気を作って恐怖を煽り、ワクチンを打たせればぼろ儲けでしょう。

 現に、恐怖を煽るだけ煽り、やたら早い段階でアメリカ企業はワクチンを作り、日本相手だけでも数十兆円規模で儲けたと思われます。

 

 結論にいきたいと思います。

 三石巌先生によれば、卵が完全プロテインなので、卵を中心にして、組み合わせを考えればいいことになります。

 そして体重の1000分の1のたんぱく質を摂るということです。

 ですが、たんぱく質をただ摂っても、うまくいかない場合があります。

 そのことを、また今後書きたいと思います。