昨夜は理念と経営の地区会長会議に出席しました。

 

印象に残ったのは会長のご挨拶。

 

50年間経営に携わり、

一昨年41歳のご子息に三代目社長を譲り

きっぱりと退かれた。

 

コロナ禍において

売上が6割減少しても表に出ず見守った。

 

マイナスの授業料は高くついたが、

今後の自社にとっては大きな飛躍につながると確信された。

 

今年1月、奥様と娘さんと定年を迎えた社員さんと新しい会社を立ちあげられた。

 

この半年行ったのは、

経営計画でも経営戦略でもなく

経営理念の策定のみ。

 

初めて創業の大変さ、面白みを味わっている。

 

との事でした。

 

 

70歳を過ぎてから会社を興す。

当然考えてもみなかったですが、

死ぬまで働きたい自分にとっては

すごく魅力のある生き方であるように感じました。

 

30代は何もわからず勢いのまま

40代は新しいことをしようと思いつつ現状維持に必死

 

そして50代。

未来を見据えて少し変化と挑戦をする。

 

それが60代になり本当にやりたい経営ができて

継承もできる。

 

そのまま引退するのではなく、

70代での一念発起。

 

大器晩成を裏の座右の銘にしていますが、

そんな人生へとつながる様

今をしっかりと考えて生きていこうと思います。

 

昨夜は急遽の出席でしたが、

リウマチの痛みにも負けず

良い学びを得ることができました。