◆◆大手の盲点

 

今朝はニシイチドラッグ様にて店長会議に出席しました。

 

ドラッグ業界はともすれば寡占化されやすい業界であるため、

 

本当に大手との差別化を考えていかねばなりません。

 

 

今朝は先日家族で有名なオーダーバイキングで食事した際に発見した大手の盲点についてお話ししました。

 

祝日の夕方17時でもうお客様で溢れかえっている状態。

 

店員さんの態度もハツラツとしていて、

 

笑顔もみんな素敵。

 

味はもちろん一級品でサイドメニューも充実。

 

オーダーすればすぐに持ってきてもらえる。

 

お値段は、120分のオーダーバイキングで3000円台。

 

小学生以下はもっと安い。

 

ちなみに50歳でも少し安いみたいです。

 

4人で行って10000円を少し超えるくらい。

 

もうハッキリ言っていう事なし!

 

 

もし自分が飲食の経営者、

 

さながら焼き肉店のオーナーならば太刀打ちできないな、

 

完全に白旗!と考えていました。

 

 

 

しかし、少しのスキというか盲点も見つけることが出来ました。

 

網を変えてください、

 

というありがちなことを言っても忘れてたり、

 

お冷ください、

 

といっても中々出てこない。

 

またおしぼりの交換も頼んでも最後までしてくれない。

 

 

つまり、

 

ピッピッピとオーダーを機械に打ちこんだものは確実に出てくる反面、

 

機械打ちしない店員さんに依頼したものは後回しにしていずれ忘れてしまっているという状態が起こっていました。

 

 

先日理念と経営の巻頭対談に掲載されていたアイ・ケイ・ケイが説かれていたパーソナルなサービス精神とは真逆な対応をされている事に気づきました。

 

 

サービスの4ヶ条。

 

1.お客様一人ひとりに合わせた臨機応変のサービス

 

2.マニュアルではなく、ケース・バイ・ケースのサービス

 

3.十人十色・一人十色のサービス

 

4.お客様一人ひとりへの「ありがとうございます」の気持ち

 

「サービスは気づき」と定義されています。

 

 

「言ってるのにまだ持ってきてくれへんな」

 

私が言った言葉に奥さんが、

 

「安い店にそれは求めたらあかんで~」

 

という何気ない返答でこの事を思い出しました。

 

 

さらば価格競争。

 

中小企業にもできることをしっかりと考えて実践していかないといけない事をみんなで共有しました。

 

 

大手の盲点を考える。

 

ここから宝の山にありつけそうです。