- ●どんな制度
- 経済産業省では、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入することで、業務効率化、売上アップといった経営力の向上強化を図っていくことを目的に補助金を支給します。
- ●使えそうなタイミング
- ITツールを導入することで、業務効率化、売上アップといった経営力の向上強化を検討しているとき
- ●どんな企業が対象
- 日本国内で事業を営む法人中小企業者・小規模事業者)、中小企業団体、医療・学校法人、各種財団、商工団体等
※その他にも細かい支給要件がありますので、詳しくは募集要項を確認するようにしてください。 - ●補助対象ツール類
- (1)通常枠
自社の課題にあったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップをサポートするもの
(2)インボイス枠(インボイス対応類型)
インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトを導入し労働生産性の向上をサポート
(3)インボイス枠(電子取引類型)
インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援
(4)セキュリティ対策推進枠
サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援
(5)複数社連携IT導入枠
業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援 - ●受給金額
- (1)通常枠
補助率:対象経費の1/2以内
補助上限額:5万円~450万円以内
(2)インボイス枠(インボイス対応類型)
補助率:対象経費の2/3~4/5以内
補助上限額:最大350万円
(3)インボイス枠(電子取引類型)
補助率:対象経費の1/2~2/3以内
補助上限額:最大350万円
(4)セキュリティ対策推進枠
補助率:対象経費の1/2以内
補助上限額:5万円~100万円以内
(5)複数社連携IT導入枠
補助率:対象経費の1/2~4/5以内
補助上限額:最大3000万円 - ●募集期間
- 複数社連携IT導入枠:2024年4月15日 17時まで
上記以外について:2024年5月20日 17時まで - ●ワンポイントアドバイス
- 労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入することで、業務効率化、売上アップといった経営力の向上強化を検討している場合に使える補助金です。
- ●詳細については、以下のWebサイトを参照して下さい。
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