旭合同ブログ
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ソウル、ソンス(聖水) 変化の重要性

----◇変化の重要性◇----
9月1週目、今年1月からソウル支店から現地法人として
再スタートしたAK BIOLINKを訪問してきました。
AK BIOLINK滞在中、打ち合わせばかりをしていたわけでもなく、
日常的な仕事もしていました。ネットが繋がっていたら、ソウルに
いようが、京都にいようがほとんど関係なくなったことを実感しました。

さて、AK BIOLINKのオフィスは『ソンスドン(聖水洞)』というソウル東部に
位置するエリアで、現在韓国でもっとも若者に人気がある人気スポットの
一つだと言われています。旧ソウル支店がソンスエリアにオフィスを
引っ越してきたときは、靴工場が多く工場エリアの印象が強かったです。

しかしコロナ禍前から急速に街並みが変わっていって、
コロナ禍が終わってから、その変化のスピードが加速していると
感じています。

10年以上前からソウルに行くと常に宿泊するホテルは、
そのソンス(聖水)駅のすぐ近くで、個性的なカフェや
アートギャラリーやお店などが並んでいる通りと
昔ながらの飲食店が並んでいる通りのちょうど
真ん中くらいに位置しています。

今回、夕食を終えてホテルの周辺を散歩しましたが、
おしゃれなカフェやお店、バーなどが多い通りを歩くと
若い人がたくさん歩いていて私の場違い感を強く感じました。

一方ショックなこともあり、早朝から営業していたホテル近くのキンパや
うどんなどが食べる事ができる昔ながらの食堂が閉店していました。
これはソンスエリアが、どんどん人気になるにつれて家賃が高くなり、
昔ながらの値段が高くないお店は経営が成り立たなくなってきている
そうです。

このようにソンスエリアは「変化をすること」で、新陳代謝が活発化し、
全体としては経済的に成長しているのだと思います。

反対に言うと以前の工業地域のままであれば、ソンスエリアには
多くの人が訪れることもなく、注目されていなかったと思います。

私は会社は常に自ら変化をしていかないと成長できないと思いますし、
変化しないことはリスクでしかないと思っています。今回の出張で、
大きく変化していくソンスエリアを実際に見て、あらためて変化の
重要性を感じました。
しかし間違った方向の変化はもちろん良くなく、正しい変化の方向性を
考え、それを社内の皆さんに示すことが、社長としての私の役割です。

今回の出張で、人も組織も変化を嫌がっていては成長できない、
正しい方向の変化が常に必要だと強く感じました。
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